「女性部下のマネジメント」という課題で係長職にご導入いただき、対人関係スキルに関する内容は「社内の共通言語にしたい」とのことで、社長・役員を含む全社員数百名様にご受講いただきました。
社員数:数百名
ご担当者様:常務取締役、人事部リーダー
実施内容
係長職:自己肯定感と対人関係力研修、定着化フォローアップ、コーチングと問題解決研修
役員、管理職:経営視点から考える自己肯定感と対人関係力研修
一般社員:自己肯定感と対人関係力研修
Q 黒服式研修プログラムを検討された課題認識を教えていただけますでしょうか。
女性社員へのマネジメントに課題感があり、何かそういった女性のマネジメントやコミュニケーションに特化した研修がないかと探していました。
そんな中、「キャバクラの黒服さんってキャストさんのマネジメント絶対うまいよね」という話が出ました。
キャストさんのモチベーションを保ちつつ、しっかりと成果を出すようなマネジメントができる方々が黒服だと思い、その黒服向けのマネジメント研修を当社に適用できないかというところで検討しました。
Q 黒服式研修プログラムを導入される決め手は何でしたか?ナイト業界向けだったことに不安はありませんでしたか?
大きな不安はありませんでした。
決め手でいうとやはりプログラムの内容がとても理に適っているという納得感があったことです。
当社は講師の方もかなり慎重に選ぶのですが、後野さんにおまかせして、心配や問題なく進められそうだという感覚があったので、この2点が決め手です。
Q 講師としての後野はいかがでしたでしょうか。
非常に好感を持っております。
実際の研修実施までのやりとりがとても進めやすく、一緒に研修内容をブラッシュアップながら作っていくというプロセスが非常によかったと思っています。
特に当社は外部のコンサル会社様に要望を細かくお伝えするのですが、そこに対しても真摯に取り組んでいただいたので、より良い研修を一緒に作り上げることができたと思っています。
Q 実際にプログラムを実施してみての感想を教えてください。
非常に意味のある良い研修だったと思っています。
というのも研修を実施してすぐに、受講した社員がアクションに移していて、目に見える行動の変化が出てきたのがすごいなと。
それはやはり研修の中での、後野さんからの伝え方だったり、最後のまとめ方だったり、そもそも研修の内容が良かったというところが要因だと思っています。
すぐに行動に移すことができる内容の研修はなかなか無いので、会社のメンバーの今後の変化が楽しみな研修でした。
Q 研修後の受講者様の変化はいかがですか。
研修後に受講メンバー数名から、「本当に良い研修だった」「みんなに受けさせたい」「すぐ実践してみます」と言った声が私にも直接届きました。
また、すでにセルフエスティームの概念を使って自部署で発生している問題を整理し、対策まで考えている者もおりました。
全社員への展開後は、もともとやっているサンクスカードでのやり取りにセルフエスティームという言葉が出てきたり、メールのやり取りでも相手の重要感を刺激するような一言があったりと、研修で学んだ重要なコンセプトが共通言語としてリアルに相互で飛び交っているというのもすごく良いなというか変化あったところだと思います。
Q マネジメント研修の内容を全社に展開された経緯を教えてください。
「クリティカルシンキングとセルフエスティームは義務教育にすべきと考えている」と説明をしてくださった時、この研修プログラムの重要性がストンと腹落ちしました。
研修の資料を社長にも共有をしたところ、
「内容を見ましたがめちゃくちゃいいですね。単なる理論ではなくちゃんと当社の課題に落とし込んでいるので理解しやすいと思いました」
とのことで、社長自身も今回の資料を見て感じることがあったのと、目線合わせするためにも、管理職以上(社長、役員含む)全員研修を受けようという話になりました。
また、「自分と他者の感情を効果的に扱う」というこの研修は、マネジメントを受ける立場のメンバー全員にも受けてもらいたい内容だなと思い、一般社員向けの研修も実施することにしました。
Q どんな課題をお持ちの企業様に向いていると思いますか?
社員が持っている1人1人の能力を最大限に生かしきれてないという課題感をお持ちの企業様なんかは向いているのではと思いました。
当社も最初は女性社員のマネジメントという課題感から検討しましたが、この研修のコンセプトは男女問わずすべてのビジネスパーソンに必要で、社員全員がこの考え方を理解し実践することで、伸び伸びと自分の能力を最大限発揮できる、もしくはもっと伸ばしていくという風土が出来上がるのではないかと思います。