キャバクラの運営者を対象に業界の現状調査アンケートを実施しました。
期間:2023年12月11~22日
人数:15名
ご回答いただいた皆様、ご協力誠にありがとうございました。
回答数が少なくデータとしての信頼性に欠けるので引き続き回答を募集しています。
ご協力いただける方はぜひお願いいたします。
アンケートフォーム:https://t.co/Mq67KaFiPy
回答者の属性
立場役職は経営者からの回答が多く、店舗展開エリアはローカル地域が中心でした。
立場役職
メインの店舗展開エリア
顧客動向
ガールズバーの出現から10数年経ち、さらにコンカフェ、相席ラウンジ、ギャラ飲み、パパ活といった素人女性と出会える低価格の代替サービスが多数出現し、キャバクラを取り巻く競争環境は年々激しくなっています。
客単価と客人数
客単価は上昇傾向、客人数は減少傾向のお店が多いことが見て取れます。
これは低単価のボリュームゾーンだったお客様がごそっとキャバクラに来なくなり、単価の高いお客様だけが残っていることを意味しています。
顧客の年齢層
顧客の年齢層は40代が中心というのは昔からだと思いますが、では今の20~30代の人たちが40代になった時、同じようにキャバクラに来てくれるかと言うと疑問符がつきます。
そもそも人口ピラミッドで若い人の数が減っていることも客人数減少の大きな要因です。
集客媒体
ローカルの店舗が多い中で、無料案内所が集客媒体でトップというのは少し意外でした。
InstagramやTikTokなどのビジュアルをアピールできるSNSが集客に効果を発揮している反面、キャバクラ専門ポータルサイトの集客媒体としての弱さが見て取れます。
人材の状況
キャストの年齢層に大きな変化は無し。
求人に関してはキャストも黒服も相変わらず体入ドットコム系が強いです。
キャストの年齢層
キャストの求人媒体
長年キャスト募集は体入ドットコム一強感があります。
バイトルは人数が集まるものの採用率が低いという話をよく聞きます。
黒服の求人媒体
黒服採用は永遠の課題です。ここでもメンズ体入がトップですが、私がグループ本部で求人担当をしていた頃から「満足いく応募数が取れる」というよりは、「一番マシ」というのが近いかなと思います。
課題認識や情報収集
ビジネスを取り巻く環境は変化し続けていて、直接の競合だけでなく新規参入や代替サービスにも目を向け、キャバクラの強みをお客様に体験してもらいながら、新しくやること廃止することなど決めていく必要があります。
脅威に感じる業種業態
高単価のお客様を奪い合っているためか、ギャラ飲み、パパ活が脅威なようです。
キャバクラが優れている点
ギャラ飲みやパパ活など無店舗型のコスト競争力は大きな脅威ですが、店舗があり、接客だからこそお客様に感じてもらえる価値もあります。
- ヴィジュアル
- 女の子のチェンジが出来る(選べる)
- 接近接客 可能性を感じさせる
- サービスを受けて優越感を感じられる
- サービス内容。
- ギャラ飲み、パパ活は素人に当たることもある。
- 企業間の接待を重んじた接客力
- 素人とプロの絶対的な接客レベルの差
- 店舗の雰囲気
- お店と言うプラットフォームに守られて安全に働ける点
- 安全面
- 店舗という信頼と近くの他の店のついでにきてもらえるところ
- 店舗がある
- 団体客が入る
- キャバクラ店舗としての雰囲気
感じている課題
多くの方が新規集客を課題と感じているようです。
その次に黒服のマネジメントやオペレーション能力が挙げられました。
キャスト求人や定着率はそこまで多くないのが意外でした。
情報収集に使うツール
世の中のトレンドと同じで、Google検索があまりされず、TikTok、Instagramでの情報収集が多いです。
事業展開のメインシナリオ
半数近くがキャバクラの新店舗で事業展開を、次いでナイトビジネス領域での展開が想定されていますね。
事業展開を考える歳には、まずは本業、次いで周辺という段階的な展開が望ましいです。
アンゾフの成長マトリクスも参考になるでしょう。
回答数が少なくデータとしての信頼性に欠けるので引き続き回答を募集しています。
ご協力いただける方はぜひお願いいたします。
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